日常的にできる身体の内側・外側の効果的なお肌のケア方法を紹介する連載コラムです。
赤ちゃんからお母さん、お父さんもおじいちゃんもおばあちゃんも、効果的なお肌ケアで家族みんなでツルツルのお肌を目指しましょう!
vol-2. 赤ちゃん肌の特徴
やわらかいからこそデリケート!
健康的な赤ちゃんの肌は瑞々しく、まるで理想的な肌のように見えますね。
でも、皮膚の厚さは約1mm、大人の約1/2しかなく、まだ未成熟なため「ガード機能」が育っていない無防備な状態の肌なんです。
ですから、外からの刺激を受けやすく、実はとってもデリケートなお肌なんです。
小さくても「汗」かきは一人前!
小さな小さなからだですが、大人と同じ数の汗腺があります。
同じ面積に換算すると、なんと大人の6~7倍もの汗腺があることになります。
そのため、大人の約2~3倍ほども多く汗をかいているんですね。
生後2ヶ月くらいまでは皮脂が多い!
赤ちゃんは、生後2ヶ月くらいまでは、体内にホルモンの影響が残っていて、頭皮や顔は皮脂の分泌が活発です。脂っぽく見えたりするのもそのせいです。
その皮脂の多さから、『乳児性脂漏性湿疹』のようなトラブルが起きやすい時期ですので、刺激が少なく、洗いすぎることのない無添加石鹸をつかって、汚れや原因菌などをきちんと洗い落としてあげることが大切です。もちろん皮脂を落としすぎるのは、まだ弱い肌をガードする手段がなくなるので気を付けましょう。
この時、身体を洗うのは「手」ではなく『日本手拭い(てぬぐい)』が有効です。洗いすぎや刺激も少ないと同時に、手洗いなどに比べて遥かによく汚れを落としてくれます。(詳しくは»「赤ちゃんのからだ洗いは「無添加石鹸と手ぬぐい」!」で)
生後3~4ヶ月くらいからは皮脂が少ない!
逆に、赤ちゃんが3~4ヶ月くらいを過ぎてくると、今度は皮脂の分泌が少なくなってきます。
つまり、外部からの刺激を受けやすい状態になります。
10歳くらいまでは、肌が乾燥しやすい状態が続きますので、こまめに保湿に気を使ってあげることが必要ですね。
次回は、
免疫力をつけるには栄養バランスのよい食事が大切・・・
vol-2.「体の内側は食事から」です。お楽しみに!
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