梅雨の時期はお肌も大変! 梅雨時期のお肌のお手入れは?
梅雨の時期は、お肌が乾燥!?
もうすぐ梅雨ですね。
花粉の時期も過ぎ、一年で飛来が一番多いと言われる黄砂も梅雨に入れば終わり・・・と、みなさん、ホッと一息ついていらっしゃるところでしょう。(私もその一人です…笑)
しかし、梅雨の時期も結構お肌には大変な時期なんです。今日は、梅雨の時期のお肌のお手入れの事についてお話します。
高温・多湿でベタベタ!と乾燥?
汗や・皮脂でお肌が不潔に!
「皮脂膜」は、皮脂と汗が混ざり合って形成され、お肌を守ってくれています。
しかし、高い気温で分泌量が多くなり、毛穴を塞いでしまうと逆に菌の過剰な繁殖を招き、ニキビや皮膚炎などを引き起こしてしまう原因となります。
お肌のお手入れを怠らない事が大切ですね。
汗の蒸発や冷房で肌が乾燥
湿度が高いので、乾燥は大丈夫と思いがちですが、蒸し暑いせいで汗をかいて、その汗が蒸発するときにお肌の水分も一緒に蒸発して、肌が乾燥してしまう事があります。
冷房の風による乾燥も要注意ですね。
ベタベタだから「洗い過ぎ」に!
暑くて汗をかいてベタベタになる、やはり気持ちがわるものです。ついつい脂取り紙を使い過ぎたり、洗い過ぎる・・・など、逆にお肌がカサカサになってしまうことにも注意が必要ですね。
また、洗い過ぎは「皮膚バリア」を壊してしまいます。
お肌は、「皮脂」や「皮膚常在菌」に守られているため、乾燥を防ぎ、病原菌の繁殖や侵入を防ぐことが出来ます。腸内細菌と同じように、ヒトの皮膚にも普段からいろんな「菌」が住んでいて、病原性の強い菌などが住みついたり侵入するのを防いでくれています。
これらが「皮膚常在菌」と呼ばれて、皮脂とともに私達をバリアのように様々な病原菌から守ってくれているのです。
その代表選手は「表皮ブドウ球菌」ちゃん。
「表皮ブドウ球菌」は、汗や皮脂を餌にして脂肪酸を作り出し、肌を弱酸性に保ったり、抗菌成分によって病原菌のの増殖を防いでくれます。特に、表皮ブドウ球菌が出す「グリセリン」は、皮膚の「バリア機能」を保つ機能があるのです。
皮膚バリアを壊してしまう行為は、
- 長時間の入浴
- 多すぎる洗浄や洗顔
- 洗顔料や洗浄料の過剰な使用
などが挙げられます。
ですから、消毒・殺菌・洗い過ぎなどは、皮膚のバリアを自分で壊しているようなものです。なんでもホドホドが肝要です。
「紫外線」がいっぱい!
6月~7月後半までは、「梅雨だから日焼けや紫外線は関係ない!」と思っていませんか?
5月から8月頃まで紫外線が強く、その量も多いシーズンですが、紫外線の強さは、7月は8月とともにトップクラスです。
確かに、水蒸気が多い大気で紫外線が吸収される率は上がりますが、薄曇りの日は、光が拡散されて横からも届くし、晴れた日は、空気中の汚れが洗い流されて防ぐものもない状態です。 紫外線の肌へのダメージは、もう言うまでもありませんね。
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さあ、みなさん、6月~7月の梅雨の時期は「危険がいっぱい」なこと、お分かりいただけましたか?
先日のブログでも、新型コロナウィルスなどの予防に「天然界面活性剤の石鹸は、合成界面活性剤の1000倍のウィルス破壊力」とのニュース記事をお伝えしましたが、梅雨時の肌のお手入れにも、是非、天然の界面活性剤と天然ハーブ由来の殺菌・保湿成分配合の「かづさや無添加石鹸・ピュアソープ」で“優しく洗って”くださいね。
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